PlayStation 4のゲームタイトル一覧 (2017年)(プレイステーションフォーのゲームタイトルのいちらん (2017ねん))では、PlayStation 4用ソフトのうち、日本において2017年にパッケージタイトルとして販売、またはPlayStation Storeを通じてダウンロード販売された各作品を発売順に列記する。

発売ソフトの形態・変遷

Nintendo Switchの登場により、日本国内におけるハードのシェアは25.4%にとどまったとはいえ、Playstation 4の市場は拡大を続けており、ソフトの販売本数も前年比117.2%となる982.2万本を売り上げていた。

ソフトの販売本数が全体の3割近くを占めるスクウェア・エニックスにおいては、『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』(2017年7月29日発売)がPlayStation 4タイトルの中でも歴代最高となる133.6万本を売り上げた。同作は日本国外にも輸出され、伝統的なRPGとして受け入れられた一方、国外の批評家の一部からバニーガールや「ぱふぱふ屋」などシリーズファンにとってはおなじみの性的要素に戸惑う声もあった。また、『ニーア オートマタ』(2017年2月23日発売)は、2010年の作品『ニーア ゲシュタルト/レプリカント』の後継作品であり、クリエイターのヨコオタロウによる考察しがいのある物語やスタイリッシュで爽快なアクションが話題を呼んだ。年内に36.5万本を売り上げた同作は、その後他機種にも展開されたほか、2023年にはテレビアニメ化作品『NieR:Automata Ver1.1a』が放送された。

年末までに33万本を超える売り上げを記録した『バイオハザード7 レジデントイービル』(2017年1月26日発売)は、シリーズで初めて一人称視点を採用したことによって没入感や臨場感の向上に成功し、本作のために開発したRE ENGINEによる実写のようなグラフィックも相まって「怖すぎる」との評判を呼んだ。PlayStation VRに対応している同作は、先行して公開された技術デモ兼前日譚「KITCHEN」の時点から話題を呼んでおり、本編においてもVRならではの恐怖を味わうこともできた。

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下:SIE)はラインナップの拡充を続ける中で『New みんなのGOLF』や『グランツーリスモSPORT』といった「最低限」のタイトルがそろったと判断し、幅広い層にゲームの楽しさを伝える方針に切り替えた。

日本国外で開発され多言語展開された作品もいくつか成功を収めている。北米のPlayStation Storeの年間ダウンロードランキングのうち、PlayStation 4部門においては『コール オブ デューティ ワールドウォーII』が1位にランクインした。同作はコール オブ デューティシリーズの初期において取り上げれていた第二次世界大戦を題材としており、日本においては2017年11月3日の発売から年末までの間にパッケージ版を34.1万本をうりあげた。また、SIEの子会社であるオランダのゲリラゲームズが開発した『Horizon Zero Dawn』は北米のPlayStation Storeの年間ダウンロードランキングにおいて4位にランクインしたほか、日本においてはパッケージ版が20.9万本を売り上げた。書籍『ゲーム産業白書』によると、同作は20代から30代を中心に人気を集めており、学生だけでなく社会人にも人気だったという。また、多くの世代が日本国外での評判を意識していたことが品薄の要因の一つになったとも述べている。

一方、PlayStation VR用は販売チャンネル・供給量が増え、需要も一段落したとされている。こちらは対応・専用ソフトともに順調に増加しているものの、キラーコンテンツの欠如が指摘されていた。

一覧表について

  • 本項にパッケージタイトルとして記載されているソフトは特記がない限り、ダウンロード版も発売されている。また、パッケージ版とダウンロード版で発売日が異なる場合や、後からバンドル品が発売された場合は、以下の例外を除き、先発分の「備考」欄に後発分を記載する。
    • 体験版が先行配信されている場合(テスト目的の配信も含む)は、製品版の「備考欄」に体験版を記載する。
    • ダウンロード配信された複数のソフトを収録し、パッケージタイトルとして発売された場合は、双方のタイトルを別々に記載する。
  • 一覧表に書かれている文字は、以下に対応していることを示す。
    • V:PlayStation VR対応タイトル
  • 「通信機能」に書かれている文字は、以下のPlayStation 4の通信機能を示し、●印はその通信機能に対応していることを示す。
    • :オンラインプレイ対応
    • P:PSN対応
    • :パッケージ併売 「パ」欄に●印があるタイトルは、その年のうちにパッケージでも販売されたタイトルであることを示す。〇印があるタイトルは、翌年以降にパッケージでも販売されたタイトルであることを示す。

発売されたタイトル

脚注

注釈

出典

参考文献

  • 『ファミ通ゲーム白書2018』株式会社Gzブレイン、2018年6月25日。
  • 『2018ゲーム産業白書』メディアクリエイト、2018年5月。 


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