南部縦貫鉄道DC25形ディーゼル機関車(なんぶじゅうかんてつどうDC25がたディーゼルきかんしゃ)は、かつて南部縦貫鉄道線で運用されていたディーゼル機関車である。

1両(DC251)のみが存在した。

概要

元々は羽後交通のディーゼル機関車DC2で、1959年8月に協三工業で製造されたL形の車体の機関車である。横荘線、雄勝線で運用されていたが、1973年3月31日に雄勝線廃止されると、同年10月に南部縦貫鉄道に移る。

D451の予備機として貨物列車を運行していたが、1984年2月1日に貨物営業の廃止以降はほとんど運用されなかったという。

現在は旧・七戸駅構内の車庫に保存され、イベント時に展示されている。

主要諸元

  • 全長:7,050mm
  • 全幅:2,668mm
  • 全高:3,657mm
  • 自重:25.0t
  • 機関:DMH17S(250ps)×1基
  • 軸配置:C

参考文献

  • 寺田裕一『私鉄機関車30年』JTBパブリッシング、2005年。ISBN 4-533-06149-4。 

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DC251機関車整備中 南部縦貫レールバス瓦版+α