盛岡八幡宮(もりおかはちまんぐう)は、岩手県盛岡市にある神社である。旧社格は県社で、現在は神社本庁の別表神社に加列されている。盛岡の総鎮守とされ、神事のチャグチャグ馬コ、例祭の山車行事(盛岡山車)、流鏑馬神事で知られる。

アクセス

  • JR東日本IGRいわて銀河鉄道盛岡駅東口5番のりばより岩手県交通バス利用。※は14番のりばからの路線。
    • 「251・252 茶畑(中野一丁目)行」、「422・404・611・612」に乗車した場合、「八幡宮前」下車。
    • 「401・402・403・423・※510」に乗車した場合、「山王下」下車。徒歩5分。
      • ただし、「八幡宮前」を経由する路線については、八幡宮の諸行事に伴い、経路変更する場合があるため、この場合のアクセス方法は、「山王下」を経由する路線に乗車した場合に準ずる。

歴史

康平5年(1062年)、源頼義が安倍氏討伐の際に、戦勝を祈願して石清水八幡を勧請したのに始まると伝えられる。「鳩森八幡宮」と称し、地元の豪族の日戸氏が代々崇敬した。

文禄2年(1593年)、南部氏が盛岡城を築城した際に城内鎮守の神社として再建された。延宝8年(1680年)、南部重信は青森より南部氏の氏神であった櫛引八幡を勧請し、鳩森八幡の御旅所のあった現在地に祀って「新八幡」「南部新八幡」と称した。明治に入って鳩森八幡を新八幡に遷座、さらに明治22年(1889年)、市内の白山神社を合祀した。

明治39年(1906年)、岩手護國神社が岩手郡東中野村茶畑から当社境内に移設される。

平成14年(2002年)に正面一の鳥居が建て替えられた。旧鳥居は宝暦13年(1763年)に南部利雄(南部藩8代藩主)によって築造された歴史のあるもので、境内の別の場所に移築されている。

2020年東京オリンピックの聖火リレーでセレブレーション会場となった、 聖火ランナーは公募により1万人程度が選ばれた、聖火リレーについて、 組織委員会は スポンサー企業4社と各都道府県実行委員会が行ったランナー公募に延べ 53万5717件の応募があったと発表した 。

施設・境内社

元々は八幡山の頂上の小祠を本殿としていたが、後にそれを囲むように本殿が建てられた。拝殿は八幡山の麓にある。

境内に笠森稲荷神社(盛岡八幡宮境内地に元々あった神社)、神明社(盛岡市神明町の名の起こりとなった神社)、梅宮(安産の神)、盛岡天神社、十二支の守り神を祀る各神社(十二支神社)、神宝殿のほか、岩手護国神社、霊璽簿奉安殿、戦没者遺骨奉安殿、岩手県神社庁がある。

周辺

  • 住吉神社 (盛岡市)
  • 盛岡天満宮
  • 大慈寺 - 原敬墓所

関連項目

  • チャグチャグ馬コ
  • 米内光政 - 昭和34年、米内光政銅像建築会により社務所前に銅像が建立される。
  • 盛岡山車

脚注

外部リンク

  • 盛岡八幡宮(公式サイト)
  • チャグチャグ馬コ(岩手県滝沢村)

盛岡八幡宮 神社巡りジャパン

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