白井 康勝(しらい やすかつ、1969年3月4日 - )は、愛知県新城市出身の元プロ野球選手(投手)。

経歴

豊川高では、内藤尚行の控え投手であった。

高校卒業後、日本ハムファイターズの練習生となり打撃投手を担当する。1987年オフにドラフト外で入団。

2年目の1989年に一軍初登板を果たし、4年目の1991年から一軍に定着。1992年、それまで抑えを務めていた武田一浩の先発転向に伴いリリーフエースへ。

1993年は、先発に転向しスライダー・カーブを武器に、10勝、防御率2.66(リーグ4位)をマーク、主に西武キラーとして鳴らし2完封は共に5月の西武戦で挙げ、オールスターゲームにも監督推薦で出場した。

しかし、その後は低迷し1997年に広島東洋カープ、1998年にヤクルトスワローズへそれぞれ1年在籍したものの成績が振るわず、1998年シーズン終了後に現役を引退した。

現在は、日本ハム球団職員として、少年野球を対象とした野球教室の講師を主に担当している。2005年からNPB12球団ジュニアトーナメントの日本ハムの監督を務めている。2011年には日本ハムのスカウトを担当している。北海道、東北地方を担当し、担当した選手にはは吉田輝星や伊藤大海らがいる。

人物

同じくプロ野球選手で阪急などに在籍した白井孝幸は兄にあたる。

詳細情報

年度別投手成績

表彰

  • 月間MVP:1回(1992年6月)

記録

初記録
  • 初登板:1989年4月20日、対ロッテオリオンズ3回戦(東京ドーム)、9回表に5番手で救援登板・完了、1回無失点
  • 初先発:1989年5月20日、対近鉄バファローズ7回戦(東京ドーム)、1回2/3を3失点で敗戦投手
  • 初奪三振:同上、1回表に鈴木貴久から
  • 初セーブ:1991年7月7日、対福岡ダイエーホークス17回戦(北九州市民球場)、6回裏に2番手で救援登板・完了、4回無失点
  • 初勝利:1991年7月31日、対近鉄バファローズ14回戦(ナゴヤ球場)、8回裏に3番手で救援登板・完了、3回無失点
  • 初完投:1991年10月4日、対ロッテオリオンズ26回戦(川崎球場)、8回1失点で敗戦投手
  • 初先発勝利:1993年4月17日、対オリックス・ブルーウェーブ2回戦(東京ドーム)、6回1/3を無失点
  • 初完投勝利:1993年4月25日、対千葉ロッテマリーンズ3回戦(東京ドーム)、9回1失点
  • 初完封勝利:1993年5月9日、対西武ライオンズ5回戦(東京ドーム)
その他の記録
  • オールスターゲーム出場:2回 (1992年、1993年)

背番号

  • 48 (1988年 - 1994年)
  • 17 (1995年 - 1996年)
  • 29 (1997年)
  • 23 (1998年)

脚注

関連項目

  • 愛知県出身の人物一覧
  • 北海道日本ハムファイターズの選手一覧
  • 広島東洋カープの選手一覧
  • 東京ヤクルトスワローズの選手一覧
  • 兄弟スポーツ選手一覧

外部リンク

  • 個人年度別成績 白井康勝 - NPB.jp 日本野球機構

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白井 康勝 監督 北海道日本ハムファイターズジュニア 【NPB 12球団ジュニアトーナメント ENEOS CUP 2010】

【白井康勝 日本ハム】兄の白井孝幸は阪急ドラフト1位で入団。弟の康勝は練習生を経てドラフト外でファイターズ入団。5年目には抑えで10S。6年目