ワイルドキャッツは、1991年にアークテクニコが開発・販売したパチスロ3-1号機。

概要

ゲーム内容はスタンダードなAタイプで、払い出し約360枚のビッグボーナス、約80枚のレギュラーボーナス、小役から構成されている。ボーナスゲーム中は「猫ふんじゃった」の音楽が使われている。

当時は裏モノ全盛期であり、ワイルドキャッツのほぼ全てが、「貯金方式」(4号機のストック機と同様のシステム)といわれる裏モノで、ビッグボーナスのフラグが成立しても成立ゲームで揃えない限りそれを貯留してしまい(貯留後は7が揃わない)、「放出フラグ」(この機種の解除は、BIGフラグ成立の次ゲーム以降で乱数による抽選)が成立したら一気に放出するというもの。放出モードになると、ビッグボーナス後数ゲームで連チャンして、貯留した分を出し切るまでそれが続く。

裏モノには「チェリー抜き」という攻略法があった。1枚掛けでレバーを叩き、ストップボタン点灯後にコインを2枚入れてチェリーを狙うと、ほぼ毎回チェリーが揃うというもの。

この「裏モノ」プログラムはRAMに注射される形で、メーカーも関与していると判断されたため、後にワイルドキャッツは検定取り消し処分となる。メーカーのアークテクニコには3年の販売禁止処分が下され、以後パチスロ機を発表することはなかった。

当時の連チャン性、ビッグボーナス時のファンファーレ、パネル猫のデザインなどが印象的なことから、現在でも往年の名機として評価される。長年コンチネンタルのように家庭用ゲーム機のソフトになったり、リノのように後編もの(スーパーリノなど)が出ることはなかったが、2010年にサミーネットワークスのネットゲーム777town.netに導入され、またニューアークより5号機として発売されることとなった。

なお、セブンボンバー(バルテック)という絵柄は違うがリール配列、確率がまったく同じ機種が存在した。

絵柄

ビッグボーナス絵柄(7)は、同じアークテクニコの2号機以前(アニマルなど)と同じデザイン。その他レギュラーボーナス絵柄として猫、15枚小役としてベル、プラム、8枚小役としてオレンジ、レモン(ピンク色)、2枚子役としてチェリーがある。

ボーナス確率

外部リンク

  • ワイルドキャッツ-懐かしのパチスロ貯金箱

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