ニール・アレン

ニール・パトリック・アレン（Neil Patrick Allen, 1958年1月24日 - ）は、アメリカ合衆国・カンザス州カンザスシティ出身の元プロ野球選手（投手）。右投右打。

経歴

現役時代

1976年のMLBドラフト11巡目（全体253位）でニューヨーク・メッツから指名され、プロ入り。現役時代は5球団でプレーし、実働7年で434試合に登板して58勝70敗75セーブ・防御率3.88の成績を残している。シンシナティ・レッズ傘下（当時）のAAA級ナッシュビル・サウンズでプレーしていた1990年に引退した。

引退後

1996年より指導者となり、この年から4年間トロント・ブルージェイズ傘下のA-級セントキャサリンズ・ストンパーズ（現：ブルックリン・サイクロンズ）で投手コーチを務めた。

2000年からはヤンキースへ移り、傘下のA-級スタテンアイランド・ヤンキースとAAA級コロンバス・クリッパーズで投手コーチ、2005年にはメジャーでブルペンコーチを務めた。AAA級コロンバスに所属していた2004年、当時まだメジャーデビュー前の王建民にシンカーを教えた人物としても知られる。2007年からはタンパベイ・デビルレイズ（2008年よりレイズ）傘下のAA級モンゴメリー・ビスケッツ、A 級シャーロット・ストーンクラブズ、AAA級ダーラム・ブルズで投手コーチを務めた。この間にはクリス・アーチャーらを育てた。2015年からはミネソタ・ツインズで投手コーチに就任し、2017年まで務めた。