東澳駅(とうおうえき)は台湾宜蘭県南澳郷にある台湾鉄路管理局北廻線の駅。二等駅で区間車及び復興、莒光の一部列車が停車する。泰雅族が暮らしている地域であるが、飛魚が取れることから日本語トビウオの当て字(多必優)が俗称として使用され、駅前のロータリには飛魚のモニュメントが設置されている。
2021年夏、東京オリンピックの中国語表記の略称である「東奧」と当駅名が同音で漢字が似ており、メダル獲得応援の写真撮影を目当てに来訪する客が相次いだため、金メダルの丸い撮影板が用意された。乗車券を購入した客に交換で提供された3,000枚の記念入場券はすぐに完売した。
歴史
- 1980年2月1日 - 開業(営業開始は2月2日)。
- 1982年2月16日 - 花蓮管理処から宜蘭運務処(宜蘭運務段の前身)管轄となる。
- 1985年7月1日 - 三等駅から二等駅に昇格。
- 2004年11月11日 - 新駅舎供用。
- 2016年3月1日 - 各種IC乗車カード対応となる。
駅構造
- 島式ホーム2面4線の高架駅。
→(側線)
□(島式ホーム)
→(本線)
←(本線)
□(島式ホーム)
←(側線)
- 幸福水泥(セメント)工場への側線がある。
利用状況
駅周辺
- 幸福水泥東澳製造廠
- 南澳郷東岳村弁公処
- 台9線(蘇花公路)
- 東澳国民小学
- 東澳聖母聖心天主堂
- 東澳南渓
- 東澳北渓
- 東岳涌泉
- 泰雅族瞭望台
隣の駅
- 台湾鉄路管理局
- 北廻線
- 永楽駅 - 東澳駅 - 南澳駅
脚注
外部リンク
- 台湾鉄路管理局
- 駅と周辺情報>東澳 (日本語)(中国語)(英語)




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