大中臣 良人(おおなかとみ の よしひと、生没年不詳)は、平安時代前期の官人。氏姓は大中臣朝臣。神祇伯・大中臣淵魚の子。官位は正六位上。
経歴
清和朝の天安2年(858年)9月、正六位上で斎内親王の退出を告げるために伊勢神宮に遣わされた。
官歴
『日本三代実録』による。
- 時期不詳:正六位上
系譜
「中臣氏系図」(『群書類従』巻第62所収)による。
- 父:大中臣淵魚
- 母:不詳
- 生母不明の子女
- 長男:大中臣峯雄
- 二男:大中臣峯成
- 三男:大中臣峯世
- 四男:大中臣行世
- 五男:大中臣用世
- 六男:大中臣継見
- 七男:大中臣見行
- 八男:大中臣忠相
- 九男:大中臣春助
脚注
参考文献
- 経済雑誌社 編『国史大系 第4巻 日本三代実録』経済雑誌社、1901年。https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/991094。
- 塙保己一 編『群書類従 第四輯 巻第六十二』経済雑誌社、1902年。https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1879458/95。
- 阿部猛『日本古代人名辞典』東京堂出版、2009年。ISBN 4490107617。




