間瀬(まぜ)は、新潟県新潟市西蒲区の大字。郵便番号は953-0105。
概要
1955年(昭和30年)から現在までの大字で、弥彦山北麓の日本海側に位置する。
室町時代から1955年(昭和30年)まであった間瀬村の区域で、1955年(昭和30年)ごろからソ連による間瀬漁船の拿捕や、南千島南方での間瀬漁船の遭難が相次ぐ。1955年(昭和30年)以降に国の補助による漁港整備計画が進められ、1958年(昭和33年)には海岸保全指定を受けて1970年(昭和45年)から5年にわたって消波堤の修築が続けられた。
隣接する町字
北から東回り順に、以下の町字と隣接する。
- 角海浜
- 樋曽
- 岩室温泉
- 石瀬
- 弥彦村弥彦
- 長岡市野積
歴史
- 1955年(昭和30年)3月28日 : 合併により岩室村の大字となる。
- 2005年(平成17年)10月10日 : 合併により新潟市の大字となる。
- 2007年(平成19年)4月1日 : 新潟市の政令指定都市移行により、西蒲区の大字となる。
世帯数と人口
2018年(平成30年)1月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである。
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。
経済
- 間瀬漁港 - 底引き網を中心とした漁業が行われている。
大正期までは間瀬銅山(白勢銅山)があり、出荷先の燕市の金属加工産業の基盤となっていた
主な施設
- 日本海間瀬サーキット
- 東京大学地震研究所弥彦地殻変動観測所 - 2021年度で閉鎖予定。
観光
- 間瀬下山海水浴場(まぜしもやまかいすいよくじょう)
- 間瀬の区域内の内、日本海側北部にある海水浴場。
- 間瀬田ノ浦海水浴場(まぜたのうらかいすいよくじょう)
- 間瀬の区域内の内、日本海側南部にある海水浴場。
- 田ノ浦温泉(たのうらおんせん)
- 数軒の旅館・ホテルがある。
交通
道路
- 国道402号(越後七浦シーサイドライン)
- 新潟県道55号新潟五泉間瀬線
- 新潟県道561号弥彦岩室線
脚注
注釈
出典
参考文献
- 角川日本地名大辞典 編纂委員会『角川日本地名大辞典 15 新潟県』(株)角川書店、1989年10月8日。ISBN 4-04-001150-3。
関連項目
- 間瀬
外部リンク
- 間瀬田ノ浦海水浴場/にいがた観光ナビ
- 間瀬下山海水浴場/にいがた観光ナビ
- 【特集】新潟市の海水浴場/Welcome to Niigata City 新潟市の観光案内




