名鉄サ2170形電車(めいてつサ2170がたでんしゃ)は、名古屋鉄道(名鉄)が太平洋戦争中の戦時体制下において1943年(昭和18年)に導入した電車(付随車)である。

1942年(昭和17年)に戦時輸送強化のため日本車輌製造にて製造された木造車両で、台車はデキ50形のC-12二軸ボギー台車を流用。台枠は廃車したデワ350形のものを利用して製作された。側面には2箇所の片開客用扉を備え、側面窓配置は 2 D 4 D 2 であった。

当初は築港線にて工員輸送に供されたのち、1959年(昭和34年)以降に竹鼻線へ転属した。竹鼻線においては他形式(制御電動車)に牽引される形態で運用され、1960年(昭和35年)3月に廃車となった。

脚注

参考文献

書籍

  • 清水武、田中義人『名古屋鉄道車両史 上巻』アルファベータブックス、2019年。 

雑誌記事

  • 白井昭「600V時代の名鉄西尾蒲郡線 (前編)」『鉄道ピクトリアル』第809号、電気車研究会、2009年10月、108-113頁。 
  • 加藤久爾夫・渡辺肇「私鉄車両めぐり 名古屋鉄道」『鉄道ピクトリアル アーカイブスセレクション』第30号、電気車研究会、2015年1月、122 - 165頁。 

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